ほう録スタジオ 主宰フリーファシリテーター吉島 豊録 トラックの運転手→ソーシャルワーカー・介護支援専門員→大学教授→普通のおじさん
家族の中の問題や不調は「外の人」は解決できない
ケアマネジャーの皆さんは、日々「なぜこの家族は、こちらの提案を受け入れてくれないのだろう」「良かれと思って言ったことが、かえって反発を招いてしまった」という葛藤に直面されているのではないでしょうか。 現場で奮闘する皆さんに、そして地域政策にも携わる市議会議員を兼務されている方々にも、ぜひ知っていただきたい視点があります。それは、「家族は一つの生きているシステムである」という考え方です。 このコラムでは、なぜ外部の人間が家族の問題を「解決」することができないのか、そして私たちはどのように家族と向き合うべきなのか、その指針となる「家族アセスメント」について紐解いていきます。
1. 家族は「一つの生き物」である 家族療法において、家族は単なる個人の集まりではなく、互いに影響し合う要素からなる「システム」であると定義されます。例えば、家族の誰か一人が不登校や依存症、あるいは介護拒否といった「問題行動」を起こ...
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