仕事と介護の両立支援のプロとして提供する“有料”相談窓口の「料金分の価値」とは?

株式会社チェンジウェーブグループCCO(チーフケアオフィサー)木場 猛
仕事と介護の両立相談 年間400件程度担当し6年連続ご相談満足度100%

木場です。一般企業にお勤めの従業員様向けに、仕事と介護の両立に関する情報提供と個別相談を担当して7年目になります。
企業や個人からお金をもらって両立に関する相談を受ける仕事ですが、単体では成果が見えにくい仕事だな、と思います。制度やサービスの情報を並べるだけなら、行政の窓口や福祉職の業務の一環で無料で対応できます。もしそれと同じことしかできないのなら、私が話をするだけでお金をいただく理由はどこにもありません。
だからこそ、あらためて考えてみたいと思います。 「料金をいただいてまで提供する相談の価値とは何か?」
答えられなければ、仕事と介護の領域をまたいだ相談を専門的に行う意味はありません。

相談者が持ち込む「解けない問い」
相談に来る人は、何らかの答えを知りたくて来ています。
 「退院したらどうすればいいですか」 「施設に入れるべきですか」 「母が要介護認定を嫌がっているのですが、どう説得すればいいですか」
こういった一見もっと...

続きはプレミアムで
この記事は限定です。登録すると続きをお読み頂けます。