現場の声を政治につなげ、地域福祉を前に進める

広岡けんじろう
新潟県新発田市議会議員
介護福祉士、行政書士

 介護現場の経験をもとに、
 地域福祉の課題を議会で 提案する市議会議員

 お住い地域の議員と、是非お話して欲しい。

はじめまして。新潟県新発田市(しばた)議会議員の広岡けんじろうと申します。

私は現在一期目の任期中で、介護福祉士として介護・福祉分野に携わってきた経験を生かしながら、地域福祉に関する課題を議会で取り上げてきました。

私自身、高校卒業後は上京して音楽活動に打ち込み、大きな挫折を経験し、その後は、先輩からの誘いで訪問介護の仕事に就きました。約10年間にわたり訪問介護現場で経験を重ねる中で、制度と現場の間にある課題、支援を必要とする方々の声、そして地域で支えることの大切さを学びました。法律相談を受けたことをきっかけに司法書士と出会い、「いつか自分もそうなりたい」と憧れを抱くようになり、介護の仕事と並行し法律の勉強を進める中で社会の仕組みにも関心を持つようになり、地元にUターンして市議会議員を志しました。

市議会議員となってから特に力を入れているのは、地域活動で見えてきた課題を、議会の場で具体的な提案につなげることです。

一つ目の活動が、新潟県社会福祉士会自主活動グループ、多職種連携チーム「ダイナマイト〜新発田身寄りなし問題研究会〜」の参加です。この会は、福祉、医療、司法、行政などの専門職が集まり、身寄りのない方への支援をテーマに学び合う自主活動グループです。意思決定支援、死後対応、ペット問題など、現場で実際に直面する課題を共有しながら、多職種で理解を深め、連携の土台づくりを進めています。私はこの活動を通じて見えてきた問題意識をもとに、議会で「身寄りのない方が亡くなられた際の遺留金・遺骨の取扱い」について一般質問を行いました。引取り手のない遺骨の保管や、遺留金の取扱いには制度上の整理が必要であり、今後の高齢社会を見据えた行政課題として問題提起しました。当市では、この一般質問をきっかけに条例制定へ向けて動きはじめました。

また、住民運営の通いの場である「ときめき週1クラブ」にも地域単位の代表として関わっています。ここでは、新発田市オリジナルの「しばた・ときめき体操」を週1回実施し、筋力維持や介護予防だけでなく、地域での見守りやつながりづくりにもつながる活動を行っています。地域包括支援センターや社会福祉協議会とも連携し、体力測定や健康講座、脳トレなども取り入れながら、参加者が無理なく楽しく続けられる場づくりを進めています。こうした活動を通じて実感するのは、介護予防は単なる身体機能の維持ではなく、人と人との関係性、地域コミュニティこそが高齢者を独りにさせない。地域の支えになるということです。

そして議会では、福祉に関する複数のテーマを取り上げてきました。
たとえば、ボランティアポイント制度(介護予防ポイント制度)については、交換品目の拡充や、ポイント付与の対象活動を広げることで、高齢者の社会参加と介護予防をさらに進められるのではないかと提案しました。実際に、交換できるアイテムの拡充にもつながっています。

また、介護人材不足の問題についても一般質問を行いました。市内事業所の人員不足、求職者数の少なさ、人材紹介会社利用に伴う高額な紹介料など、現場が抱える切実な状況を踏まえ、人材確保策の必要性を訴えました。その後、介護未経験者向け講座の開設し、令和7年度では約60名の方が受講し、修了後に介護事業所において働く方もいるとの事で、新たな取組も進められています。

さらに、独居高齢者世帯等の緊急時対策についても取り上げました。以前当市では固定電話回線を契約している世帯に限られていた緊急通報装置についてでしたが、他市では携帯電話回線でも利用できる機器の導入が進み、多くの方が利用しやすい環境づくりにつながっています。現場で聞いた「使いたくても使えない」という声を議会で伝え、携帯電話回線でも緊急通報装置が利用できる様になりました。何気ない会話などから、制度改善につなげることの重要性を改めて感じています。

福祉の課題、制度は、現場だけで解決できるものではありません。地域での実践の中で見えてきた困りごとや制度の使いにくさを、議会の場で提案し、行政と課題を共有し、少しずつ改善につなげていくことが大切です。身寄りのない方への支援、介護人材の確保、介護予防の推進、緊急時の見守り体制づくりなど、これからの地域社会には複合的な対応が求められます。だからこそ私は、これからも現場感覚を大切にしながら、地域活動と議会活動の両輪で、誰もが安心して暮らせる地域福祉の実現に取り組んでいきたいと考えています。

是非とも、お住いの地域の議員と交流をして頂き、地域課題の解決に向けて前進して頂ければと思います。

SNS、ホームページある議員でしたらメールでも連絡を送れます。

勇気を出して連絡して頂けましたらと思います。

ありがとうございました。