ケアマネジャーを紡ぐ会 二代目会長
政治と介護を紡ぐ会 顧問
進 絵美(すすむえみ)
現役のケアマネジャーです♪
現在は紡ぐ会二代目会長として、また産業ケアマネとして「仕事と介護の両立支援」を軸に、企業・行政・地域をつなぐ取り組みを全国で展開中。
制度の受け手にとどまらず、現場の声をもとに未来の仕組みを紡いでいくことを使命に、多方面で積極的に発信しています。
政治と介護を紡ぐ会の顧問もさせていただいています♪
https://tsumugukai.jp/seiji/
制度に不満を言うだけの立場から、制度を一緒につくる側へ踏み出す――その行動が、私にとっての選挙応援です。
「進さん、なんで選挙応援に行くの?」
よく聞かれる質問です。
たしかに、ケアマネジャーや産業ケアマネの活動と選挙は、一見まったく別の世界のように見えるかもしれません。
でも私にとって、選挙応援は現場の活動を支える、現場の環境を整えるための、超実践的な行動なんです。
① 政治は、私たちの生活のすぐそばにある
私たちが日々直面している課題――制度の穴、家族の孤立、支援者の疲弊、介護離職、社会の経済損失……。
そのすべての背景には、制度や仕組みが存在します。
そして、その制度を決めているのは政治です。
つまり、私たちが感じている現場の課題は「政治と無関係」ではなく、「政治の結果そのもの」。
制度に文句を言うだけでは何も変わらない。
制度の向こう側? その成り立ちを知らなければ、現場の努力にも限界があります。
だから私は、その向こう側に一歩踏み出してみました。
② 選挙は「行動できるタイミング」
私はケアマネジャーとして、何度も「怒り」を感じてきました。
皆さんも覚えがありますよね?
制度の理不尽さ、現場の報われなさ……。
でも当時の私は、その怒りを「制度への不満」として吐き出すことしかできませんでした。
そのうち、怒りの矛先は身近な人たちにも向くようになったんです。
会社、上司、同僚、役所、包括、サービス事業者……今思えば、完全に「やばい奴」でした(笑)。不満を言っている自分のことも嫌いでした。
そんな時に出会ったのが「ケアマネジャーを紡ぐ会」。
初代会長の宮﨑直樹――彼は現役ケアマネジャー議員だった人です。

「現役ケアマネジャーが議会で何をしているのか」を、なんとなく見聞きしているうちに思ったんです。
そして、ケアマネジャーを紡ぐ会の副会長、前田れいこの初めての選挙の応援に駆けつけた時、確信に変わりました。
選挙は、政治家ではない私たちも「行動できるタイミング」なんだと。
不満を行動に変えることができる。
持て余していた怒りのエネルギーを「行動」に変えることができたんです。
③ 「決められる側」ではなく、「未来をつくる側」に
私は、誰かが決めた制度に従うだけの立場ではいたくありません。
制度は誰かが勝手に決めるもの、ではなく、現場と社会が対話しながらより良くしていくものです。
社内制度とかだって同じ。働く人と会社がちゃんとつながれば、意思疎通できれば、職場は自然と良くなる、はず!
だから私は信頼できる仲間を、立ち上がった候補者を応援します。
介護の課題に真摯に向き合い、現場と社会をつなごうとする候補者を、現場から支えたいと思うんです。
制度に文句を言うだけでは、何も変わらない。
そう気づいたならば! できることがあるのなら、一歩踏み出して声を届ける人を支える側に回る。
それが、私の選択です。
その選択が、私にとっては選挙応援という「行動」だった、ということです。
(もちろん! ちゃんと投票にも行くようになりました!)
私はまた近々、選挙カーに乗るかもしれません。
運転? マイクを握る? 手を振る? ビラを配る? 事務所の片づけ?
――どんな形であれ、「できることをやる」。
それが私のスタンスです。
こうやって参加することで、日々の制度への不満も変化しました。
制度をどう理解するか? 活用するか? 見え方が変わりました。
#主役は誰だ®︎
By 株式会社進スタジオ
現場も、制度も、政治も、動かすのはいつだってそう、「私たち」

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