【24年度改定の解説】について

講師:三原岳氏(ニッセイ基礎研究所)

3年前の制度改正について・・・科学的介護を活用出来ない事業所は生き残れない(小規模な見直しにとどまり全面実装には至らなかった)。

3年に一度の制度改定では様々な利害調整が、交わされる為、必ずしも合理的な結果になるとは限らない。

2024年度報酬改正では訪問介護の基本報酬が下がった。折角、処遇改善加算を簡素化したのに1年間の暫定処置が出来た。

【財政制度等審議会と経済財政諮問会議、骨太方針】

春は6月の骨太方針(経済財政運営と改革の基本方針)への反映を目指しており、次年度予算編成のテーマに加えて、中長期的な論点を提示する事が多い。一方は秋の建議は次年度予算編成のテーマを取り上げる為、短期的な論点が話題に上がる事が多い。

2割負担の対象者拡大で与党が反対した。

東芝がライフの開発に失敗してNECが再開発している。

包括の業務がパンク状態になっている。CM側からした報酬が少なく感じる。

本日の講義で、今回の法改定によって訪問介護の報酬が引き下げられた件について勉強になりました。小規模の事業所も頑張ってくださっているので処遇改善加算だけでは営業がままならなくなってしまうのでは?と感じました。