産業ケアマネの話は産業ケアマネに聞いてみよう。

【産業ケアマネが創る介護不幸ゼロへの道、ワーキングケアラーの仕事と介護の調和を考える。】

講師:ケアマネ歴8年 令和3年産業ケアマネ取得 ケアプランひまわり 川上洋平氏

・ケアマネジャーを紡ぐ会が資格創設した「産業ケアマネ」。

入門としてケアマネとの違い、新しいケアマネの姿である説明を受け、企業の制度の理解をし、助成金の活用等による介護離職防止を支援する役割である。

ワーキングケアラーや介護離職による労働生産性の損失が課題になっている。都道府県別では産業等の背景に違いがあり地域差が生まれている。そんな企業の損失や日本の損失を最小限にするために企業や個別に対応していく。いずれにせよ、多様性に対応するために柔軟性が必要である。また、支援をする上で、育児や介護、労基に於いての知識の理解もしなくてはならない。

多職種との連携として、社会保険労務士や産業医、介護支援専門員と必要に応じて関係性を築いて行かなければならない。産業ケアマネは仕事が自然に舞い込んでくるものではないので、企業をリサーチをし営業をかけていく必要がある。ケアマネジャー業務と並行しての活動は中々難しいところだが、世間からの注目度や認知度が高くなっている産業ケアマネ。川上先生の講義を受け、益々活躍の場が拡がっていく予感しかない。