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歴史からICT活用へ

株式会社エンジョイライフサポーター代表取締役
援JOYケアサポーター管理者
畑野充則

周囲に流されず、
自分で考えて行動する
変わり者

歴史を知り、時代を読み、
先手を打つことで
生き残ることができる

こんにちは!
富山県で居宅介護支援事業所と訪問介護事業所を経営しつつ、
ケアマネジャーとしても勤務しております畑野充則と申します。

私が介護業界にやってきたのは、1999年3月のことでした。
老人保健施設で相談員として入社し、まだパソコンもあまり普及していない
時代でしたので、レセコンの操作を覚えながら相談業務も行っていたことを
懐かしく思います。
翌年の2000年4月より介護保険制度が始まりましたが、
それに合わせるためにパソコンやソフト選びに携わることができ、
業界のトレンドを知ることができたのも良い経験でした。
当時、ソフト会社の営業マンがひっきりなしに営業に来たり、
フェアの案内を持ってきて、会場で操作説明も何度も聞きました。
結局選んだソフトは、大手の誰もが知っているものです。

バージョンアップはCDが送られてきて自分で行い、
バックアップはDATで毎日帰り際にセットするという、
今では考えられないことが行われていました。

2019年4月、現在の事業所の営業を開始いたしましたが、
2000年に使用していたソフトとは別の会社のものですが、
手動でバージョンアップすることもなく、クラウドによるデータ保存、
iPadのアプリも実装されているという、
現在の状況にふさわしいものと進化しています。

過去に勤務していた職場で2度水害に遭った経験から、
「書類を紙のまま保存することは危険」という思考となり、
開業2年目に書類はスキャナで読み取ってデータ化することを始め、
クラウド保存としました。

このメリットは、インターネットに繋がってさえいれば、
どこからでもデータを見ることができるので、
訪問先に書類を持ち歩く必要もなく、その場で確認することができます。
事務所でなくても仕事ができるため、
自宅やカフェ、駐車場でも仕事をすることができます。
まだできていないこととして、FAXのデータ転送です。
ハード面の問題さえ解決できれば、印刷の機会が激減できるため、
コスト削減になるものと思っています。
本来なら、FAXではなく、ネット環境を通じてデータ共有する
仕組みが構築されることが望ましいのですが、
如何せん業界的にはまだまだ遅れています。

利用者家族様に「まだFAX使ってるんですか?」と
冷ややかに指摘されたことを忘れることはできません。

他の業界では、「FAXは不便でリスクとコストの高いもの」として
認識されているようで、我々の業界でもこの事実を知っておく必要があると感じています。

何となく難しそうで敬遠されがちなのもわかるのですが、
ちょっと使い方を覚えるだけで「安全に安心して効率よく
業務を行うことができる道具」なのがICTなのだと思います。

また、過去の経験で2度の水害に遭遇しました。
1度目は1999年8月、当時勤務していた施設の天井裏の配管が破裂し、
事務所に約10㎝水が溜まってしまい、床に置いてあったコピー用紙等が
使い物にならなくなったのでした。
2度めは2012年7月、1時間に100mmのゲリラ豪雨が降り、
半地下にあった倉庫が150㎝も水に浸かってしまい、
保管してあった書類がすべて廃棄処分となったのでした。
この経験から、紙で保管することは危険を伴い、
なるべく紙以外の方法で保管できることが望ましい、という考えに至りました。

できるだけデータ化してクラウドで保管、というのがベターだと思って、
現在はGoogleドライブとEvernoteにスキャンした書類を保存しています。
クラウドで保管のメリットは、スマホやタブレットを使用して
外出先でも見たい書類を見ることができる点と、
書庫のスペースを最小限に抑えることができる点です。
また、外出先でカメラ機能を使用してその場で保存することもできますね。

こうした取り組みを行ったことで、訪問時に余計な書類を持ち歩く必要もなくなり、
直行直帰も問題なく行えるようになりました。
現在は一人でケアマネ業務を行っていますが、将来的に仲間が増えた際にも、
フットワークが軽くなるということをアピールできたらと思います。

ICTを活用し、時間とスペースの効率化を図ることで、
新しい働き方も可能となるのではないでしょうか。
ぜひお勧めしたいと思います。

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